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  • 執筆者の写真EngtA(英語エンタ&カラオケエンタ)

Mini Lesson ページ3です

更新日:2019年8月12日



令和元年6月26日(水)くもりのち時々雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>13

make a long story short「長い話を短くする」→ 「かいつまんで、手っ取り早く言う」

*「全部細々と説明していたら時間もかかるしややこしいので、要点だけを手短に話す」という意味あい。

To make a long story short, they had a silly fight and broke up. 「早い話が、ふたりはつまらない喧嘩をして別れたの」

To make a long story short, she's never wanted to be a pianist. It was just her parents' dream. 「要するに彼女はピアニストになりたいなんて思ったことがないということ。両親の夢だっただけ」




令和元年6月27日(木)くもり時々雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>14

pull someone's leg 「誰かの脚を引っ張る」→ 「誰かを騙す、からかう、かつぐ」

*日本語の「足を引っ張る」とは違う意味。日本語の意味を英語で表現すると、 'draw / drag down' 'cause / make trouble' 'ruin someone's efforts' 'have a dampening effect' など。

この英語表現の意味あいは、「悪ふざけで、間違ったことや嘘を信じさせようと説得すること」。昔、杖やひもなどで、人の足をひっかけて転ばせるといういたずらをしたことから、「からかう」というような意味に変遷したと思われる。

No kidding. Are you pulling my leg? 「冗談はよせよ。からかってんの?」

A: Are you attending the project meeting today? 「今日プロジェクト会議出るの?」

B: What? I thought that meeting was tomorrow. 「何だって?明日だと思ったけど」

A: (Laughing) I'm just joking. 「(笑って)冗談だよ」

B: Come on! Don't pull my leg.  「おいおい、悪い冗談辞めろよ」




令和元年6月28日(金)くもり時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>15

the best of both worlds「両方の世界の最高のもの」→ 「理想的な状況」「いいとこ取り」

*「二つの異なったもののそれぞれの良いところ」という意味。

Have you seen Jack and Mariko's baby? She has the best of both worlds. 「ジャックとマリ子の赤ちゃん見た?ふたりのいいとこ取りした女の子だよ」

Living in the countryside and going to work in the city center, you get the best of both worlds.

「田舎に暮らして、都心に働きに行くなんて、理想的だね」




令和元年6月29日(土)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>16

to get / be bent out of shape「形から出て曲がる」→「(クギなど真っ直ぐな形態のものが)曲げられる」→ 「憤慨する、腹が立つ」

*人が腹を立てていることを比喩的に表現。日本語の「ヘソを曲げる」に通じる。使い方としては、肯定文ではなく、相手に「怒らないで、ヘソを曲げないで」という否定文や「何でご機嫌斜めなの?」というような疑問文で使うことが多い。

What's the matter with her? Why is she so bent out of shape? 「彼女どうしたの?何であんなにご機嫌斜めなの?」

I'm really sorry I stood you up. I'm sure I'll make up for this, so don't get bent out of shape.

「ホント待ちぼうけ食らわせて悪かったよ。きっとこの埋め合わせはするからさ、ご機嫌直してよ」




令和元年6月30日(日)雨降ったり止んだり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>17

to make matters worse「ことをより悪くする」→ 「問題がより大きくなる」「更に悪い・困った事には」

*既に良くない状況をさらに悪くするようなことを言いたい時に使う表現。

注)'to make matters better' という表現は無い。

I awfully got drunk last night, so I don't remember how I got home. To make matters worse, my wallet and driver's license are gone. 「夕べは酷く酔ってたから、どうやって帰宅したか覚えていない。おまけに財布と免許証はないわで困ったよ」

I got lost and it was getting dark. To make matters worse, it began to drizzle. 「道に迷って、日が暮れてきた。更に悪い事にシトシト雨が降り出した」




令和元年7月1日(月)朝のうち雨のちくもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>18

wrap your head around something 「何かの辺りで頭をぐるりと包む」→ 「複雑なことについて頭をぐるりとかかえて理解する」→ 「非常に難しいことを理解する」

*「複雑だったり理解が難しい込み入ったことを理解する」こと。日本の辞書ではあまりお目にかからない表現。

My sister likes buying clothes while she seldom wears them. I just can't wrap my head around that. 「妹は滅多に着もしないのに、服を買うのが好きだ。ちょっと理解しがたい」

He, at least, tried to wrap his head around poor people, but he wasn't able to understand the harsh reality of them as a result. 「少なくとも彼は貧しい人達のことを理解しようとしたが、結局彼らの厳しい現実はわからなかった」




令和元年7月2日(火)雨のちくもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>19

a perfect storm「完璧な嵐」→ 「複数の厄災が起こって破滅的な状態」

*個々にはそれほどでもない気象条件が重なった結果、思いがけないような破壊力を持つことに至る状況のことを言い、比喩表現としても用いる。

The bankruptcy of Lehman Brothers was a perfect storm for the world economy.「リーマンショックは世界経済にとって酷いダメージをもたらすものだった」

Last year's typhoon No. 21 can be called a perfect storm for Osaka, causing a lot of damage.「去年の台風21号は大阪に大変な被害をもたらし、とてつもない嵐だったと言える」




令和元年7月3日(水)くもりのち雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>20

add insult to injury「傷に侮辱を与える」→ 「ひどい目にあわせた上にまた侮辱を加える」「踏んだり蹴ったりする」

*「追い打ちをかける」「悪い状況をより悪化させる」という意味。

他の日本語のでの言い回しに「泣きっ面に蜂な目にあわせる」「傷口に塩を塗る」がある。この表現もそのようなイメージを持つ。

They deceived us, and to add insult to injury, they required compensation.「彼らは私たちを騙した上に、更に賠償請求までしてきた」

She always haze the new employee. The worst thing about her is that she isn't satisfied without adding insult to injury.「彼女はいつも例の新人をいじめるんだ。最悪なのは追い打ちをかけるところまで行かないと満足しないことだ」




令和元年7月4日(木)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>21

bite off more than you can chew「噛める以上に噛み切る」→「手に負えない、手に余ることをやる」「出来ないのに無理矢理やる」

*「自分の能力以上のことをしようとする」という比喩的表現。

She bit off more than she could chew and ended up failing the state exam. 「彼女は能力以上のことをやって、結局国家試験に落ちた」

You couldn't fulfill your promise after all. I told you not to bite off more than you could chew. 「結局君は約束を果たせなかったろ。だから、無理な約束はするなって言ったんだ」




令和元年7月5日(金)薄曇り

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>22

by the skin of your teeth「歯の皮で」→ 「すんでのところで、間一髪で、危ないところで」

*歯に皮はないが、その皮によって、ということはほとんど可能性がないことを強調した表現。普通の表現は、 'just barely' 「辛うじて」。日本語では「首の皮一枚」が似た表現だが、これは「僅かな可能性」を示唆する。

The boy was saved by the skin of his teeth. 「その男の子は間一髪のところで救われた」

They were pushed to the edge of bankruptcy, but they managed to escape from the difficult situation by the skin of their teeth. 「彼らは倒産寸前まで追い込まれたが、何とかすんでのところで、その窮地を乗り越えた」




令和元年7月6日(土)くもりのち晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>23

at the drop of a hat 「帽子の落ちる地点・時点で」→ 「躊躇なく、迷いなく、即座に」

*「帽子が落ちたのを合図に」、つまり「じっくりでなく即」という感覚。

Don't hesitate. Just do it at the drop of a hat. 「ためらうんじゃない。即やればいいんだ」

All you have to do is call me in case you need help. I'll be right there at the drop of a hat. 「助けがいるときは電話すればいい。すぐに駆けつけるから」




令和元年7月7日(日)くもりのち晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>24

get a taste of your own medicine「自分の薬を味わう」→ 「自分の行いのしっぺ返しを食らう」「自業自得」「身から出た錆」

*他人に味わわせた苦渋を、今度は自分が自分で味わうことになる。

Are you just getting your ass kicked? Why don't you let him get a taste of his own medicine? 「やられっぱなしでいいの?奴にもしっぺ返しを食らわせてやったら?」

He's been always mean to Mary. I'm sure he'll get a taste of his own medicine. 「彼はいつもずっとメアリーに意地悪し続けてきた。きっとそれ相応の報いを受けることになるだろう」




令和元年7月8日(月)晴れのち時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>25

go on a wild goose chase「雁を追いかけにいく」→ 「得られぬものを追い求める」「当てのない、見込みのない追求・探求をする」「無駄な努力をする」

*野生の雁を捕まえるのは、大変な割に得られるものの価値が低いことから。

I found myself going on a wild goose chase when she told me the right name of the file. 「彼女が正しいファイル名を教えてくれて、自分が無駄骨を折ってることに気づいた」

I looked for my glasses all over my apartment, but I couldn't find them until I noticed they were just on my head. I went on a wild goose chase. 「アパ-ト中を探し回ったけど眼鏡は見つからなかった。で気づいた、頭の上だったと。やれやれだよ」




令和元年7月9日(火)くもり一時雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>26

let the cat out of the bag 「猫を袋から出してやる」→ 「うっかり秘密を漏らす」「語るに落ちる」

*詐欺商人が袋に入れた猫を「豚が入っている」と嘘をついて売ろうとしたら、袋から猫が出てきてばれてしまったという話から、という説がある。

A: We're having a surprise party for Jim this Saturday. Would you like to join us?

「今度の土曜日ジムのサプライズパーティやるんだけど、来ますか?」

B: That sounds great. Yeah, I'd be glad to. 「いいですね。是非参加したいです」

A: OK. But be careful not to let the cat out of the bag. 「よし、決まり。でもね、うっかりばれないように気をつけて下さいよ」

Now that you let the cat out of the bag, you two don't have to leave the office separately anymore. 「もうばれてしまってんだから、二人ともなにも別々に退社する必要はないんだよ」




令和元年7月10日(水)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>27

play devil's advocate「悪魔の代弁者を演じる」→ 「他人の弱点を捉えて難癖をつける」「わざと反対意見を述べる」

*'devil's advocate' はカトリックで「列聖調査審問検事」という役職のこと。その役目は、「聖人になるべきと指定された人の不利な事実を述べる」こと。そのことから、故意に他人の意見にイチャモンを付けるような人を表すようになった。転じて「へそまがり、天の邪鬼」の意味もある。

この表現は「議論を活発化するために,わざと異論を唱える」という意味あいで使われることが多い。

Let me play devil's advocate to heat up the discussion. 「議論を活発化させるために、あえて異論を唱えさせて下さい」

Do you really think he's against the new project? I think he's just playing devil's advocate. 「彼は本当に新プロジェクトに反対だと君は思う?ぼくはあえて異論をぶつけてるだけだと思うけどね」




令和元年7月11日(木)雨時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>28

put something on ice「氷の上に乗せる」→ 「保留する、延期する、いったん止める」

*文字通り、氷の上に乗せて何かを冷やすという場合にも使われるが、そこにしばらく止めることになる、ということで、いわゆる「ペンディング」'pending' に近い意味を持つ表現。

Their wedding was put on ice because the bride had appendicitis.「新婦が盲腸炎になったので、結婚式が延期になった」

It seems we'd better put our plans for going to Fiji on ice because of their unstable political situation.「政情不安なので、フィジー行きの計画はいったん止めた方が良さそうだ」




令和元年7月12日(金)くもりのち晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>29

rain on someone's parade「パレードに雨を降らせる」→ 「水を差す」「良い気分を台無しにする」

*'parade' が象徴するのは「晴れ舞台」。誰かの晴れ舞台(意気揚々と機嫌良く何かをやっていること)に雨が降ったら台無しになる、ということで、日本語で言うところの「水を差す」がピッタリ。

I really hate to rain on your parade, but your kindness gets in the way. 「ホント、水を差したくないんだけど、あなたの親切はありがた迷惑なんです」*get in the way「邪魔になる」

She rained on his parade by telling him that there wasn't anything new in his idea.「彼女は折角の彼のアイデアに何も新しさがないと言って水を差した」




令和元年7月13日(土)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>30

take it with a grain of salt「一粒の塩を加えて食べる」→ 「話半分に聞く」「眉に唾をつけて、割り引いて、鵜呑みにしないで聞く」

*「塩をひとつまみつけないと食えない」という感覚。「半信半疑で聞く」「疑ってかかる」という意味あい。イギリスでは、'a pinch of salt' =「ひとつまみの塩」とも言う。

I would take what TV commentators say with a grain of salt. 「私ならテレビのコメンテーターが言うことなんて話半分に聞きますよ」

He always exaggerates his troubles, so you should take it with a grain of salt. 「彼は自分の困りごとをいつも大げさに話すから、話半分に聞いた方がいいよ」




令和元年7月14日(日)雨降ったり止んだり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>31

the best thing since sliced bread「スライスパン以来の最高のもの」→ 「画期的な発明」「比類なきもの」

*「スライスしたパン以来の素晴らしい発明品」という意味で、皮肉が込められる場合もある。'chewing gum', 'the hula hoop', 'the hamburger' などが 'sliced bread' の代わりに使われる場合もある。

I think AI is the best thing since sliced bread. 「AI 画期的な発明だと思う」

The bread maker is the best thing since sliced bread. You can easily enjoy freshly baked bread and it's very wallet-friendly. 「ホームベーカリーって本当に優れものです。手軽に焼きたてのパンが食べられるし、おまけに財布に優しいから」




令和元年7月15日(月)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>32

an / the elephant in the room「部屋にいる象」→ 「大きな問題、人が避ける問題、この場で触れてはいけない話題」

*部屋の中に象が居て、誰も気づかないなんてことはあり得ない。従って、それが明らかなのに、そこに居る人が皆、空気を読むようなことで、重要な問題と認識していながら、敢えて触れずにいる状況を表す比喩表現。「見て見ぬ振り」に通じる。

A: Don't you think his action is undoubtedly illegal?「彼の行為は明らかに違法だと思いませんか?」

B: Yeah, I know. And everybody here knows it. There's just an elephant in the room.「ああ、知ってるよ。それに皆もわかっているんだ。『見ざる言わざる聞かざる』ってやつだよ」

She failed the interview and now she's extremely feeling down, so that topic is the elephant in the room. 「彼女は面接に落ちて、気分はどん底に落ち込んでいる。だからその話題はタブーなんだ」




令和元年7月16日(火)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>33

the whole nine yards「9ヤード全部」→ 「何もかも全て、一切合切」「わざわざ、はるばる」

*この表現の起源は諸説あり、どれも確証がない。

I went to the buffet restaurant with my family the other day. We all had the whole nine yards from sushi and tempura to steak and dessert. 「先日家族とバイキングに行きました。皆寿司や天ぷらからステーキやデザートまで全部食べました」

Although the weather was terrible, they wanted to go the whole nine yards and get to the village in the heart of the mountain. 「荒れた天気だったが、彼らははるばると遙かな道のりの山奥の村までたどり着きたかった」




令和元年7月17日(水)くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>34

throw caution to the wind(s)「風に注意を投げる」→ 「注意など風に向かって投げ捨てる」→「後先を考えず行動する」「リスクがあるにもかかわらず行動する、無謀になる」「思い切ったことをする」

*リスクやそのことによる不利益を考えることなく、思い切った行動を取ることを意味する。

Now is the time you should throw caution to the wind. 「今こそ思い切って事をなすときだ」

She was really in such a hurry that she threw caution to the wind and drove as fast as she could. 「彼女はメチャクチャ急いでいて、後先考えず可能な限りのスピードで車を飛ばした」




令和元年7月18日(木)くもりのち雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>35

a storm in a teacup 「ティーカップの中の嵐」→ 「些細な問題に対しての大騒ぎ、空騒ぎ」

*ティーカップくらいの小さな範囲の嵐、ということでその問題が取るに足りない小規模なものであることを表している。小さなことを大げさに騒ぎ立てることを意味する。"make a mountain out of a molehill"「モグラ塚で、山を作る」も同様の意味を持つ。

I don't understand why he's so upset. I think it's just a storm in a teacup.「何で彼があんなに怒るのか理解できないよ。ちょっとしたことを大騒ぎしているだけだと思うんだ」

Don't make a storm in a teacup over this. It's just a scratch. 「大仰に騒ぐなよ。ほんのかすり傷なんだから」




令和元年7月19日(金)雨時々やむ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>36

as right as rain「雨と同じくらい正しい」→ 「完璧な、とても、全く正常な」

*農耕民族にとっての恵みの雨、という観点から「雨は良いこと、正しいこと」という意味あいになったというような説や、「ロンドンでは雨が普通で正常なこと」というところから等の説があるが、定かではない。

Although a system failure occurred, it will soon be as right as rain thanks to the trouble shooting guide. 「システムダウンが起こったが、トラブルシューティングガイドのお陰で、すぐに正常に戻るだろう」

I felt under the weather yesterday, but today I'm as right as rain. 「昨日は気分が優れなかったが、今日は完璧に戻ったよ」




令和元年7月20日(土)くもり時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>37

bolt from the blue「青から稲妻」→ 「青い空から稲妻」→ 「突然のこと」「何の警告もなく突然何かが起こること」→ 「青天の霹靂」

*"out of the blue" と同じ。'bolt' には工具の「ボルト」の他に「稲妻」の意味がある。

The news of his death was really a bolt from the blue because he looked quite in shape the other day. 「彼が死んだという知らせは本当に寝耳に水だった。この前はとても元気そうだったんだから」

My daughter quit her job without telling me. It was quite a bolt from the blue. 「娘が私に何も言わず仕事を辞めたんです。全くの青天の霹靂ですよ」




令和元年7月21日(日)くもり時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>38

burn (one's) bridges「橋を燃やす」→ 「人間関係を壊す」「仕事や関係などの関わりを絶つ, 背水の陣を敷く」「退路を断つ」

*橋を燃やすと後戻りは出来ないことから。

I don't think it's a good idea to burn bridges with your friends. 「友達との人間関係を断つのは感心しないな」

I know your boss blamed you for Bob's mistake and you want to tell him about that, but be careful not to burn your bridges. 「上司がボブの失敗のことで君を責めたのは知ってるし、そのことを上司に言いたいのだろうけど、後戻りできないようなことにならないよう注意しろよ」




令和元年7月22日(月)雨降ったり止んだり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>39

cut the mustard「からしを切る」→ 「期待に沿う良い仕事をする」「要求する基準を満たす」

*「マスタードの種は小さくてナイフでカットするのは大変だから」など諸説あり。

I don't think she cuts the mustard as a heroin. 「彼女は主役の器ではないと思う」

The Hanshin Tigers got a pitcher who cuts the mustard with his curve ball called sinker. 「阪神タイガースは、シンカーという変化球に優れたピッチャーを獲得した」




令和元年7月23日(火)くもりのち時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>40

fit as a fiddle「バイオリンのように健康な」→ 「完全に、とても、すこぶる健康で」「ピンピン元気で達者で」

*バイオリンの弦のようにピンと張っている様子から。

My grandpa is over ninety years old but still looks fit as a fiddle. 「祖父は90歳を超えているが、すこぶる元気に見える」

I don't believe you had surgery last week. You are really fit as a fiddle now. 「君が先週手術を受けたなんて信じないよ。もうメチャクチャ元気なんだもん」




令和元年7月24日(水)くもり時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>41

get a second wind「2番目の風を得る」→ 「疲れた後、またエネルギーを取り戻す、元気回復する、調子を取り戻す」

* 'second wind' には、激しい運動後の呼吸回復、息が弾んだ状態から回復する状態を表す。この表現は、特にランニングに由来しており、呼吸が辛くなっても、しばらくすると体が慣れて呼吸も楽になってくるという現象も伴っている。

I was going to stop studying and go to bed by 11:00pm, but I got a second wind and decided to keep working. 「11時までには勉強を止めて寝ようと思っていたけど、元気が出てきたんでやり続けようと決めました」

Getting tired of chatting, we started dancing. Then we got a second wind and danced all night.「おしゃべりに飽きて、踊り始めたんだけど、そうすると元気が出てきて一晩中踊っちゃった」




令和元年7月25日(木)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>42

get wind of ~「風を得る」→ 「何かの噂や秘密・陰謀・計略などを嗅ぎつける」

* 'wind' には、「気配,噂;臭い」という意味があり、動詞として「嗅ぎつける」という意味も持っている。

The detective got wind of their bank robbery plot. 「その刑事は彼らの銀行強盗計画を嗅ぎつけた」

You must be so careful that the press may not get wind of this. 「マスコミがこの事を嗅ぎつけないように注意することが絶対だからね」




令和元年7月26日(金)晴れ時々くもり一時雨

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>43

go down in flames 「炎に沈む」→ 「炎に包まれて墜ちる」「完全に・突然崩壊・破滅する」「見事に失敗する」

*このフレーズには、「(戦闘機など)が炎に包まれて墜ちる」という文字通りの意味の他に「完全なる失敗・崩壊」という意味がある。「玉砕」が持つ意味に近いものがある。

Despite the favorable advance reviews, the new movie went down in flames. 「前評判にもかかわらず、その新作映画は大コケした」

Taro made every effort to win Karen's heart but went down in flames after all. 「太郎はカレンのハートを射止めようとあらゆる努力をしたが、結局玉砕した」




令和元年7月27日(土)雨降ったり止んだり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>44

have your head in the clouds 「頭を雲の中に持つ」→ 「集中していない、空想にふけっている、非現実的である」

*ぼんやりしていたり、心ここにあらずで上の空の状態を意味する。

He had his head in the clouds while we were all working hard. 「私たちが皆懸命に働いている間、彼は上の空でぼんやりしていた」

My teacher asked me if I had my head in the clouds. 「先生は私に集中してないのか尋ねた」




令和元年7月28日(日)くもり時々晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>45

hear / get something straight from the horse's mouth「馬の口から直接聞く」→ 「当事者から直接聞く」「確かな筋から直接聞く」

*競馬で馬の調子を知るには、馬を直接見ることや馬を世話している人からの情報が一番確かであることから、という説がある。

I'm sure it's true because I heard it straight from the horse's mouth. 「直接聞いたから絶対本当だよ」

How did you know she was quitting her job? Did you get it straight from the horse's mouth? 「どうして彼女が仕事を辞めるって知ったの?直接聞いたの?」




令和元年7月29日(月)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>46

jump on the bandwagon「バンドワゴンに飛び乗る」→ 「トレンドを追う、みんながしていることをする」

*'bandwagon' は、パレードで楽隊を乗せて走る、飾りを付けたワゴン車のこと。流行やトレンド、また人気が高まっている政党・政策や運動の意味を持つことがある。それらのことから、この表現は流行に乗る、時流に乗る、優勢の側につく、勝ち馬に乗るというような意味を持つ。

It seems the proposal is pretty popular among the staff. As a matter of fact, I'm against the idea, but I've decided to approve of it. Yes, I'm just jumping on the bandwagon. 「どうやらその提案はスタッフに人気のようだ。実を言うと、私は反対なんだが、賛成することに決めたよ。そうさ、勝ち馬に乗るってやつさ」

I don't like people who simply jump on the bandwagon. 「単純にトレンドを追う人は好きではありません」




令和元年7月30日(火)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>47

know / see which way the wind is blowing「風がどちらの方向に吹いているか知る」→ 「状況を把握する」「世の中の情勢を見る」

*変化する状況の中で、どうなっていくのかを理解するという意味あい。「流れを知る、風向きを知る」という表現も出来る。

The present situation is too complicated to know which way the wind is blowing. 「現状は複雑すぎて、情勢を見定めることが出来ない」

Bob failed to see which way the wind is blowing and he ended up losing a lot of money. 「ボブは流れを読むことに失敗して、大金を失う羽目になった」




令和元年7月31日(水)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>48

leave no stone unturned「ひっくり返さない石がないまま去る」→ 「石を一つ残らずひっくり返して調べる、探査する」「草の根を分けても、くまなく捜す」「隅々まで調べる、調べ尽くす」「至る所を見る」

*他にも「あらゆる手、手段を尽くす、講じる、あらゆる手を打つ」「あらゆる可能性を調査する」などの言い回しが可能。

The police left no stone unturned to capture the fugitive criminal. 「警察はその逃亡犯を捕らえるためにあらゆる手を尽くした」

Those people left no stone unturned in search for the treasure. 「その人々は金銀財宝を求めて、ありとあらゆる手段を講じて探し尽くした」




令和元年8月1日(木)晴れ

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>49

let sleeping dogs lie「寝ている犬たちを横にならせたままにする」→ 「面倒になりそうなことはそっとしておく、寝た子を起こさない」「そっとしておく、やぶ蛇を避ける」

*「眠っている犬を起こすと、犬が吠えたり、怒って噛みついたりするかもしれないので、わざわざ起こす必要はない」「薮をつついて蛇を出すようなことはするな」という意味あい。

Would you like me to complain about it to your boss for you or just to let sleeping dogs lie for now? 「代わりに君のボスに文句を言ってほしい?それともタダ今はそっとしておいた方がいい?」

Why didn't you let sleeping dogs lie? You shouldn't have mentioned her ex-husband. 「なんで寝た子を起こすようなことをするんだよ。彼女の元亭主のことなんか言うべきじゃなかったんだ」




令和元年8月2日(金)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>50

like riding a bicycle「自転車に乗るようなもの」→ 「身につけた技術は忘れない」

*自転車に乗ることを一度身につけたら、その後何年も乗ってなくてもちゃんと乗れる。ということで、一度しっかり身につけたスキルは、忘れてしまうことはまずない。

"I haven't skated for a long time. I wonder if I can."「長いことスケートしてないんだ。できるだろうか」

"Don't worry. It's like riding a bicycle."「心配するな。昔取った杵柄は忘れないよ」

I used to make a lot of origami cranes, and recently I was asked to make one. I found it was like riding a bicycle. 「昔、折り鶴はよく折ったものだが、最近一つ折るように頼まれたんだ。昔やったことはよく覚えているもんだね」




令和元年8月3日(土)薄曇り

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>51

like two peas in a pod「さやの中の二つの豆のようなもの」→ 「そっくり、うり二つ」「いつも一緒」

*さやの中の二つの豆はよく似ていて同じに見える、区別がつかない、というところから。

Tom and his twin brother are really like two peas in a pod. Something that suits their taste is always the same. 「トムと彼の双子の兄弟は、本当にうり二つだ。好みまでいつも一緒だ」

Those girls are like two peas in a pod these days. 「あの女の子達、この頃いつも一緒で仲がいいね」




令和元年8月4日(日)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>52

make hay while the sun shines「陽があるうちに干し草を作る」→ 「良い状況を活用する」→ 「好機をものにする、チャンスを逃さない、善は急げ」

*若干ニュアンスが異なる部分はあるが、「鉄は熱いうちに打て」にも通じる。

This sort of beach wear is in fashion now, but I don't think this will last forever. So let's make hay while the sun shines. 「この種のビーチウェアが今流行っているが、ずっと続くとは思えない。だから、このチャンスを逃さないようにしよう」

Now is the best time to buy a new PC because consumption taxes will rise in October. You should make hay while the sun shines. 「10月に消費税が上がるから、今が新しいパソコンの買い時だよ。このチャンスを生かさなきゃ」




令和元年8月5日(月)風強く晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>53

on cloud nine「9番目の雲の上で」→ 「とても幸せ、嬉しい」「有頂天」

*諸説ある語源のうちの一つ:1895年発行のInternational Cloud Atlas (国際雲図帳)にある10種類の雲のうち、9番目の積乱雲が最も巨大(低空から非常に高い高度まで伸びる)で、その上に乗っているような浮かれ具合を表すことから。

I hear you've been promoted again. I bet you're on cloud nine. 「また昇進したんだってね。気分は最高だろ」

I've never expected I would actually win the lottery. Now I know what being on cloud nine is like. 「よもや宝くじに実際に当選するなんて期待していませんでした。今至福の極みというものがどのようなものかがわかります」




令和元年8月6日(火)晴れたりくもったり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>54

run like the wind「風のように走る」→ 「速く走る、疾走する」

I was impressed to see them run like the wind on a 100-meter track. 「彼らが100mトラックを疾走するのを見て感動した」

She was envious of her sister who could run like the wind. 「彼女は、風のように速く走れる姉を羨ましく思っていた」




令和元年8月7日(水)晴れのちくもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>55

snowed under「雪の下になって」→ 「(雪に埋もれたように)身動きがとれないほど忙しい」「仕事に追われている」

* 'with something' の形で使われることも多い。

I'm afraid I'll be snowed under paperwork after coming back from this business trip. 「この出張から帰ったら、書類書きで忙殺されるんだろうな」

You're always snowed under miscellaneous duties. Do something about that. 「君はいつも雑務に追われているね。何とかしろよ」

*miscellaneous「種々雑多な、多方面の」




令和元年8月8日(木)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>56

the pot calling the kettle black「鍋がヤカンのことを黒いと呼ぶ」→ 「自分と同じくらい悪い人を批判する」「目くそ鼻くそを笑う」「猿の知り笑い」

*「鍋である自分も焦げて黒くなっているのに、ヤカンのことを黒いと言う」ことから。「自分のことを棚に上げてよく言うよ」という意味あいを持つ。

I just don't want to waste my money, but she accuses me of being stingy. It is her who always expect others to pay for the bills. That's the pot calling the kettle black. 「ボクはただ無駄遣いしたくないだけだけど、彼女はボクをケチだと責めるんだ。彼女の方こそ、いつも他の者に勘定を払わせようとするんだぜ。それこそどの口が言うんだよってヤツだ」

The newspaper criticizes the government for lying. This is the pot calling the kettle black because they often carry biased reports. 「新聞が政府が嘘をついていると批判する。これは目くそ鼻くそというものだ。何故なら新聞も度々偏向報道するのだから」




令和元年8月9日(金)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>57

through thick and thin「厚い薄いを通して」→「良い時も悪い時も、どんなことがあっても、順境・逆境の時も」」

*狩猟は、草木が茂っている(thickな)通りにくい所や、あまり茂っていない(thinな)歩きやすい所を通って(through)行く、といった様子から。

I was very happy when he said he would stand by me through thick and thin. 「彼が何があろうとも私の側にいてくれるって言ってくれたとき、とても幸せでした」

You should tell her you would love her through thick and thin. 「どんなことがあっても彼女のことを愛するって彼女に言った方が良い」




令和元年8月10日(土)晴れ時々くもり

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>58

weather the storm「嵐を切り抜ける」→ 「困難を突き抜ける、難局を切り抜ける」

* "weather" は動詞で「(嵐、困難)をしのぐ、切り抜ける」という意味がある。

I think I can weather the storm with the support of my colleagues. 「同僚達の助けがあるので、どうにか難関を乗り越えることが出るだろう」

He almost gave up, but he could weather the storm after all. 「彼はほとんど諦めかけたが、結局何とか酷い状況を切り抜けることが出来た」




令和元年8月11日(日)猛暑

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>59

a snowball effect「雪だるま効果」→ 「ある出来事がどんどん大きく勢いづいていく」

*最初は小さくて、それ程重要ではなかったものが急速に大きくなったり、その重要性が急に高まったりするような状況を表現する。

The success of the new teenage singer has had a snowball effect on the popularity of enka music. 「その10代の新人歌手が売れたお陰で、演歌の人気が雪だるま式に高まった」

I wish I could invest my money at 10% compounded annually, so it would have a snowball effect and I can make a fortune. 「10%の福利でお金を投資できれば、雪だるま式に膨らんで一財産築けるんだけど」




令和元年8月12日(月)曇りがち猛暑

慣用句・ことわざ<文章の一部として使うもの>60

a snowball's chance in hell「地獄で雪だるまの機会」→ 「全くチャンスがないこと」

*地獄の業火の中で雪だるまに出会う機会など全くない、ということから。シンプルに表現すると、"no chance to do something" でOK。

I'm afraid she has a snowball's chance in hell of passing the audition. 「悪いが、彼女にはオーディションに受かるチャンスは全くないと思うよ」

You have a snowball's chance in hell of persuading him. 「君が彼を説得できる可能性はゼロだ」


※明日からは「ページ4」に入り、略語について見ていきます。





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令和元年8月13日(火)強風猛暑晴れたりくもったり 略語の数々:ACRONYMS<頭字語(各語の頭文字を連ねて作った一種の省略語)>他 1. SNS: Social Networking Service インターネットを介して人間関係を構築できるスマホ・パソコン用のWebサービスの総称。特に「情報  の発信・共有・拡散」といった機能に重きが置かれている。 ユーザーは:create a profil

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